[Python] 文字列操作:基本的なメソッドと応用例

Pythonは、文字列を扱うのに非常に強力な言語です。文字列操作には多くのメソッドがありますが、初心者にとってはどのメソッドを使うべきかわからないこともあるでしょう。この記事では、Pythonの文字列操作について詳しく説明し、基本的なメソッドと応用例を紹介します。

文字列の基本操作

Pythonでは、文字列をシングルクォート(”)またはダブルクォート(“”)で囲みます。また、文字列を結合するには「+」演算子を使用します。

text1 = 'Hello' 
text2 = "World" 

result = text1 + " " + text2
print(result)
# Hello World

print(f"{test1} {test2}")
# Hello World

文字列の長さを取得する

文字列の長さを取得するには、「len()」関数を使用します。

text = "Python"
print(len(text))
#6

文字列の分割と連結

文字列を分割するには、「split()」メソッドを使用します。分割された文字列はリストとして返されます。

text = "apple,banana,orange"
fruits = text.split(",")
print(fruits)
#['apple', 'banana', 'orange']

文字列を連結するには、「join()」メソッドを使用します。文字列のリストを引数として受け取り、各要素を連結します。

fruits = ['apple', 'banana', 'orange']
text = ",".join(fruits)
print(text)

#apple,banana,orange

文字列の検索と置換

文字列内で文字列を検索するには、「find()」または「index()」メソッドを使用します。これらのメソッドは、検索文字列が最初に現れるインデックスを返します。

text = "Python is a popular programming language"
print(text.find("Python"))
print(text.index("Python"))
#0 0

文字列内のすべての出現箇所を置換するには、「replace()」メソッドを使用します。

text = "apple,banana,orange"
new_text = text.replace("apple", "pear")
print(new_text)

#pear,banana,orange

大文字と小文字の変換

文字列を大文字に変換するには、「upper()」メソッドを使用します。

text = "python"
print(text.upper())
#PYTHON

文字列を小文字に変換するには、「lower()」メソッドを使用します。

text = "PYTHON"
print(text.lower())
#``

空白除去

strip()、lstrip()、rstrip()メソッドは、スペース以外にも、改行文字、タブ文字などの不要な文字列を取り除くことができます。

先頭・末尾のスペースを除去

strip()メソッドを使用して、元の文字列の両端からスペースを取り除いた新しい文字列を作成

string = " Hello, World! "
trimmed_string = string.strip()
print(trimmed_string) 
# "Hello, World!"

先頭または末尾のスペースどちらかを除去

# 文字列の先頭にあるスペースを取り除く
string = " Hello, World! "
trimmed_string = string.lstrip()
print(trimmed_string) 
# "Hello, World! "

# 文字列の末尾にあるスペースを取り除く
string = " Hello, World! "
trimmed_string = string.rstrip()

print(trimmed_string) 
# " Hello, World!"